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 甲府出身の内藤社長さんは赤沢出身の奥さんと結婚して赤沢に住んでいる。仕事の関係で当地でレールのない小さな会社(内藤工務店)を設立して30数年になるという。振り返ってみると、当時は地下足袋を履き弁当を持ち運転手兼現場監督などをしながら働いたものだと言っていた。
 重要伝統的建造物群保存地区に選定され建物の整備が進む現在の赤沢では、建物の整備を手掛ける内藤工務店はなくてはならない存在、いわば「まちなみのお医者さん」だ。では、少しお話を伺ってみよう。

 <<赤沢のまちについて>>
 村おこしのため若い人たちが青年同志会を結成して、赤沢の将来について大学教授なども招き勉強会を開き、また先進地の見学会などもしてきた。町の深い理解もあり現地産の石を使って石畳も完成し、最近では重要伝統的建造物群保存地区に選定され、文化庁の許可を受けながら建物の整備がされつつある。
 <<観光について>>
 観光を生業として生活するには現在のところ観光客も少なく無理な面もある。時々訪れるお客様に対して気軽にお茶など飲んだり休憩できる場所があったら良いと思う。またお蕎麦屋なども良いと思う。赤沢から身延に通じる道路も早川町側は車で通行できるが、身延町川ができない。これが出来るようになればもっとお客さんは増えると思うので考えてほしい。

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